「違いが分からない」「どちらを受診したらいいかわからない」などのお声を患者様からいただくことがあります。外科的な手術が必要か、将来的に必要になるかもしれない病気は脳神経外科が、手術以外の治療(薬剤など)を行う病気は脳神経内科が適しています。手術が必要かどうかは診察をうけないとわかりませんが、頭部の外傷は最初から脳神経外科で間違いはありません。
脳神経外科
脳腫瘍、脳出血、クモ膜下出血、頭部外傷による頭蓋内出血など、外科的手術が必要になる病気を診るのが脳神経外科です。
これらの病気が見つかった場合、手術をする必要があるかどうかは脳神経外科医の判断によります。
代表的な病気
- 脳腫瘍
- クモ膜下出血
- 脳出血
- 硬膜下血腫
- 脳挫傷
- 正常圧水頭症
など
脳神経内科
脳梗塞、脳炎、代謝性脳症、てんかんなど、薬剤治療を行う病気をみるのが脳神経内科です。
脳卒中の予防のための生活習慣病の治療も、どちらかというと脳神経内科の役割といえるかもしれません。
代表的な病気
- 認知症
- パーキンソン病
- 脳梗塞
- てんかん
- 髄膜炎・脳炎
など