
「治療可能な認知症」と呼ばれる
正常圧水頭症の診療を行います
私たちの頭の中には脳脊髄液があり、脳への衝撃を和らげ、脳への水分などの供給や老廃物の排泄を行っています。
加齢や脳神経疾患によって、脳脊髄液の排出がうまくいかなくなると水頭症になり、認知障害、歩行障害、排尿障害などの症状がみられます。たまった脳脊髄液を排出するための手術(脳脊髄液シャント手術)を行うことによって、これらの症状が軽減することが期待できます。そのため、特発性正常圧水頭症は「治療可能な認知症」と呼ばれています。
私どものクリニックは、この病気に対する豊富な診療経験を持っており、専門性の高い診断治療を提供することができます。
正常圧水頭症のチェックリスト
歩行障害に当てはまるもので1つでもチェックが入る場合、正常圧水頭症の可能性があります。
他の症状に当てはまる場合でも、何らかの病気の可能性が高くありますのでご相談ください。
症状のタイプ | 状態 |
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歩行障害 |
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認知症 |
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尿失禁 |
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検査方法


認知機能評価
認知症診療の基本的な検査を臨床心理士が行っています。
臨床心理士が生年月日や簡単な計算など、様々な質問を口頭で行い、患者様に回答を書き込んでいただきます。
検査結果をもとに認知症と判断されれば、他の検査結果と組み合わせて、どの種類の認知症かという部分まで絞り込むことが可能です。
数ヶ月おきに、定期的に検査を行うことが理想的です。